iMac(Mid2013)に載ったIrisProGraphicsから次期MacBookProを考える

Home / Mac / iMac(Mid2013)に載ったIrisProGraphicsから次期MacBookProを考える

imac

日本時間の9月24日夜、突然iMacがアップデートされました。

 

半ばサイレントアップデートに近いアップデートで、内容も順当進化。外観等は一切変更無く、Haswell世代のIntel core iシリーズプロセッサの搭載と802.11acの高速WiFi搭載でした。

 

Haswell搭載はMacBookAirで搭載しているので順当。802.11acはAir Macシリーズが6月にアップデートされているので誰もが予想していた通りとった印象でした。新型を待っていた人ならいざ知れず。それ以外の方にはどうも地味に写る様子。むしろiPhone5sのお祭りの最中で忘れ去られてしまいそうな勢いです。

 

ただ、個人的に今回のアップデートでおもしろい物を見つけたので今回はそれについて書いてみようと思います。それがこれ、Iris Pro Graphics。

intel

  • Iris pro Graphicsとは
さて、今回のiMacの21inchのベーシックモデルに搭載されたのがこれ。Iris Pro Graphics。

 

ちょっとかみ砕いて話をすると、Macの中には基本的に、動作をさせるのに2つの処理する機械が入っています。基本的な演算全般を行っているCPUと、グラフィック関係を専門にやっているGPUというもの。これら2種の内Iris Pro Graphicsは後者のGPUに当たります。

 

GPUも専用のボードを搭載している物と統合型という物があります。専用のボードを搭載している方が性能は圧倒的に良いのですが、その分値段も上がり、ボードを入れる場所も必要で、かつ発熱が大きくなるので廃熱効率も求められます。なので小型PCでは容易には高性能なGPUを積むことが出来ません。

今回のIris Pro Graphicsは、ボードタイプではなく統合型といってCPUのチップと一緒になっている物で、場所も取らず発熱も比較的少なくコストも安価なGPUです。

 

新型のHaswellのユニットに内蔵されている統合GPUの内で、最上位の物にのみ搭載されている統合GPUの名称がIris Pro Graphicsなんです。

 

本来はMacBookAirに搭載されているように統合GPUの名称はIntel HD Graphics 5000と言ったような名称なんですが、このIrisシリーズは最上位の性能を持った統合GPUを『Iris Pro Graphics 5200』 次点のものを『Iris Graphics 5100』という専用の名称を与えているんです。

 

 
  • 圧倒的グラフィック性能
今年の新型Core i シリーズ『Haswell』の目玉機能は大きく二つ『省電力』『グラフィック性能』です。

 

『省電力』はご存じの通り、2倍近くバッテリーライフが伸びた新型Airが物語っています。

ただ、この『グラフィック性能』 は未だMacにおいてはその全貌を明らかにしていません。

 

勿論Macユーザーでそのグラフィック性能を実感している人は、今日新型iMacのベーシックモデルを購入して触っている人以外には居ないんですが、ベンチマークを見つけたのでそれで検証してみましょう。

北森瓦版 - Iris Pro 5200のレビューと“Haswell”のダイの構造

北森瓦版 - Iris Pro 5200のレビューと“Haswell”のダイの構造はてなブックマーク - 北森瓦版 - Iris Pro 5200のレビューと“Haswell”のダイの構造

 

 

 

この記事で比較対象となっているGeForce GT 650Mというグラフィックカード、実は現行(Mid2012)のMacBookPro15インチに積まれているグラフィックカードと同等なんです。

勿論VRAMの量が書いてないので参考までになりますが、このIrisProとGT650Mがほぼ同等のベンチマークスコア。

 

逆に言えば、Haswellの統合GPUとMacBookProのGPUは同等の性能を持っている程ということです。

 

これは正直驚きました。もうAdobeを動かすにも統合GPUでも動く時代が来ているのかもしれません。

pro
  • さて、MacBookProは?
そしてAppleは今回iMacのエントリーモデルにはこの統合GPUを積んできました。

 

歴代のiMacのラインナップを見てみると、基本的に『iMacのベーシック』と『MacBookPro15のベーシック』がほぼ同等程度のスペックでした。

また、同様に過去のラインナップからMacBookPro13 , Retina13 はAirと同等のグラフィック性能。

Retina15は『MacBookPro15のベターモデル』以上か同等のグラフィック性能でした。

 

ただ、順当でも面白くないので順当進化と、個人的希望を合わせて予測してみること。

CPUはHaswell世代の物なのは間違いないでしょうから載ってくるコア数の予想ですね。これは順当に。

 

 

 
Model Grade CPU GPU(順当) GPU(個人的希望) 備考
MacBookPro13 Basic 2Core i5 Intel HD 5000 Intel Iris 5100
MacBookPro13 Better 2Core i7 Intel HD 5000 Intel Iris 5100
MacBookPro15 Basic 4Core i7 Intel Iris Pro 5200 専用GPU
MacBookPro15 Better 4Core i7 専用GPU 専用GPU アンチグレアモデル継続
Retina13 Basic 2Core i5 Intel HD 5000 Intel Iris Pro5200
Retina13 Better 2Core i5 Intel HD 5000 Intel Iris Pro5200
Retina15 Basic 4Core i7 専用GPU 専用GPU
Retina15 Better 4Core i7 専用GPU 専用GPU
 

 

といったところでしょうか。個人的にはとにかくRetina13にはIrisProが載って欲しい。現行のを触って思うのは兎に角カクカクする事。Retina画質にグラフィック性能がついていって無いのが明らかです。これは少し対処して欲しい所。

また、Airとの差別化のためにもできればProシリーズ全般ですが、グレードが少しでもいいグラフィックを積んで欲しいですね。前から言われているようにPro13が本当にディスコンになってしまうんではないかと思えるほど、Airの出来は素晴らしいです。AirとiMacという組み合わせが一番幸せかもしれないとも思います。

 

ただ、やはりProにはProの良さがある訳で。HDDが内蔵されたノートというのを残して欲しいなと思います。また、直営店の店頭モデルがなくなってしまった、15インチのアンチグレアモデルが継続してくれることを個人的には望んでしまいます。これもやはり旧世代の物なのかもしれませんが、長時間作業する際にはやはり光沢モデルと比べると目の疲れが少ないので。

 

 

といったところで。ノートのアップデートはいつになるのでしょうか。

 

Haswell世代のCPUも出揃い、MavericksやMacProもまもなくと思われます。期待してしまいますね。

 

Tweet about this on TwitterShare on Facebook
Recent Posts